校長挨拶

― 学び続ける学校、愛語あふれる学校、自慢の学校 ―

 愛知県立春日井西高等学校のHPをご覧くださりありがとうございます。春日井西高等学校は、昭和50年に開設され、令和6年度には創立50年の節目を迎える全日制普通科高等学校です。在校生の7割近くが春日井市内から、また、4分の1の生徒が小牧市から通っています。本校は「たかい知性、ゆたかな情操、たくましい心身」の校訓のもと、学業はもとより、部活動や学校行事にも積極的に取り組み、地域の要請に応える有為な人材を多数育成・輩出しています。

 現代は時代の転換期であり、環境の変化に素早く柔軟に対応することが求められます。また、激しい変化の中にあって、自分を見失わないことも大切です。変化にしなやかに対応し、ぶれることのない自分という軸を持つためには、地に足を着けて学び続けること以外に道はありません。「未来につながる」学びを教職員が一丸となって推進していきます。

 また、本校では、生徒の多様な希望に即した進路指導を心がけています。生徒には、進路指導をはじめ、様々な機会を通じて、多様性を尊重できる人になってほしいと思います。そのために、「お大事に」、「お疲れさま」などの愛語(=思いやりのある言葉)」が絶えない学校生活を送ることを願っています。

―愛語よく廻天(かいてん)の力あることを学すべきなり―

 愛語には、世の中を変える力があります。周りから信頼してもらえる人になれよう自他の幸福を願って行動することの大切さを伝えていきたいと思います。

 春日井西高校は、引き続き「学び続ける学校」、「愛語あふれる学校」を、そして、卒業する際に、本校で学べてよかったと心から思える「自慢の学校」を目指します。これからも、地域から信頼され、地域を支える人材の育成に努めてまいります。

令和5年4月
愛知県立春日井西高等学校長 大谷弘直